【必見】マンスリーマンションの相場事情「和歌山編」

近畿地方のひとつである和歌山県は、西側は南北に長く、南部は東西に伸びる形をしており、山や海などが広がる自然豊かな県です。

和歌山県の北側には紀ノ川が流れており、県内には紀伊山地、南側には太平洋が広がっています。

そんな和歌山県で最も有名なのが「熊野古道」です。

熊野古道は世界遺産に登録されている山道です。

道中には樹齢800年を超す大樹や、江戸時代に敷かれた石畳などが見られる歩ける世界遺産です。

熊野古道は伊勢路、紀伊路、中辺路、大辺路、小辺路と5本の道を指しています。

近年ではパワースポットとしても人気が高く、多くの観光客が訪れています。

和歌山県に訪れる多くの人が利用しているのが、南紀白浜空港です。

南紀白浜空港は和歌山県の観光エリアである南紀を訪れる観光客が主に利用する空港です。

南紀白浜温泉のある白浜町の中心部から約1.5kmの場所にあります。

南紀白浜空港から車で約5分のところにあるのが関西では耳にする人も多いアドベンチャーワールドです。

動物園と水族館、そして遊園地が一緒になったアミューズメントパークで大人から子どもまで楽しめる施設で、このアドベンチャーワールドが多くの人に親しまれている大きなポイントは、日本国内で一番多くのパンダを飼育していることでしょう。

 

和歌山県の県庁所在地であり、最大の都市は和歌山市です。

和歌山市は紀伊半島の北西部に位置し、北は緑豊かな和泉山脈、西は紀淡海峡に面しています。

和歌山市には和歌山県の人口の約40%の方が暮らしている中核市です。

ここでは和歌山県の主要都市である和歌山市と田辺市のマンスリーマンションの相場事情を紹介していきたいと思います。

 

和歌山市のマンスリーマンションの相場事情

和歌山県の中心都市として知られている和歌山市。

和歌山市の北側にある和泉山脈を隔て、大阪府と接しているため、交通の便や経済活動は県内で断トツに良いでしょう。

市街地の東側にはJR和歌山駅、そして紀の川河口を隔てた市街地の北側には南海和歌山市駅があります。

どちらも大きな駅舎があり、この2つの駅をシャトルバスが結んでいます。

JR和歌山駅は和歌山市の玄関口として知られています。

東西南北に路線が伸びるターミナル駅で、JR西日本の紀勢本線・阪和線・和歌山線と、和歌山電鐵の貴志川線の計4路線が乗り入れています。

大阪まで約1時間半、特急なら約40分でアクセスでき、利便性は抜群です。

JR和歌山駅周辺はデパートや大型スーパー、飲食店などがあり生活するのに便利だと評判です。

 

駅周辺にはホテルだけでなく、マンスリーマンションも点在しています。

駅まで徒歩圏内のマンスリーマンションは利用者に高い人気を誇っています。

和歌山市には、製造業をはじめ、金融業、運輸業など本社を置く企業があると共に、大手企業である「花王」や「新日鐵住金」「三菱電機」「紀州技研工業」などの工場もあります。

そのため、出張や単身赴任で和歌山市に来るビジネスマンは多いでしょう。

中長期の出張でビジネスマンが利用するのがマンスリーマンションです。

1ヶ月以上の出張ならば、ビジネスホテルよりもマンスリーマンションの方がお得ですし、何よりリラックスして生活できることから選ばれています。

最初から生活に必要な家具・家電が備わっているため、毎日自炊することもできるので健康管理にも良いでしょう。

マンスリーマンションの部屋の大きさはそれぞれですが、最も多いのが1R~1DKの部屋です。

一人暮らし向けの部屋が多いのは、単身者が利用することが多いためです。

もちろん中には家族向けの部屋もあります。

JR和歌山駅周辺、南海和歌山市駅周辺のマンスリーマンションの相場は1R~1DKで9万円~15万円ほどです。

駅まで近ければ近いだけ賃料も比例して高くなる傾向があります。

逆に駅まで徒歩圏内でなければ6万円~7万円ほどとリーズナブルな賃料で借りることが可能です。

 

現在、和歌山市では移住者への支援を積極的に行っています。

和歌山市は以前に比べ人口が減少していると言われています。

減少した人口の回帰を願い、市が積極的に移住を支援しているようです。

自然豊かでありながら日常生活に困らない程度の街並み、しかも美味しい特産物がたくさんある和歌山市への移住を希望する人はなかなか多いようです。

そんな移住希望者が最初に利用しているのがマンスリーマンションです。

見知らぬ土地に最初から完全に移住するのは不安があると思います。

しかし、マンスリーマンションを利用すれば、お試し移住を体験できるのでとても便利です。

駅まで徒歩圏内のマンスリーマンションはビジネスマンに、逆に駅から少々離れているマンスリーマンションは移住者に利用されているようです。

 

田辺市のマンスリーマンションの相場事情

和歌山県の第2の都市である田辺市は、和歌山県南部の経済・産業の中心地です。

田辺市中心部から白浜町にある南紀白浜空港までは車で約25分です。

田辺市の玄関口である紀伊田辺駅は、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線の駅です。

特急「くろしお」を含むすべての定期列車が停車します。

駅周辺は賑やかな繁華街で、駅前にはたくさんのお店が軒を連ねています。

熊野古道の中辺路ルートと大辺路ルートの分岐点であることから、観光客も多く、繁華街は賑やかな雰囲気となっています。

駅前の大通りは多くの飲食店やホテル、マンスリーマンションがあります。

また、田辺市は和歌山市に次ぐ商業地であり、紀南の中心地として商業施設が集中しています。

そのため、田辺市に中長期的に滞在するビジネスマンも多く、マンスリーマンションの需要が高いと言われています。

駅まで徒歩圏内で田辺市の中心部にあるマンスリーマンションは、1R~1DKで8万円~12万円ほどです。

田辺市には高級マンスリーマンションもあります。

眺めの良いオーシャンビュー、しかも夏季限定ですがプール付き、1LDKと広々設計、部屋の賃料が14万円という部屋です。

ちょうど良い街中で温泉も世界遺産もある素晴らしい環境の田辺市。

しばらくゆっくり暮らしたいという方は、高級マンスリーマンションに滞在するのも良いかもしれません。

 

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