【必見】マンスリーマンションの相場事情「三重編」

海や山など自然に恵まれている三重県は、北勢、伊賀、中勢、南勢(伊勢志摩)、東紀州の5地域で構成されています。

それを大きく分けると北中部と南部地方に分けられます。

名古屋と隣接し、工業の発展した地域である北中部は全国的にも有名な企業の工場が数多くあります。

三重県は工業で生計をたてている傾向が高く、工業生産額は全国1位、製造業従事者数は全国3位という実績があります。

南部地方は、伊勢神宮・熊野古道など有名な観光地が多数あります。

観光客が訪れるのはこのエリアで、特に伊勢神宮は日本国内だけでなく、外国人観光客からも人気です。

三重県の県庁所在地は津市ですが、最大の都市は四日市市です。

県庁所在地の津市は伊勢湾に面した港町から、西は山深く木々がそびえる奈良県境まで、広大な面積を持つ都市です。

国や県の行政機関や、民間の事業所、三重大学等の高等研究機関が立地し、多様な活動を支えています。

一方、四日市市は三重県最大の人口を有しています。

中京工業地帯の代表的な工業都市で、近鉄名古屋線などが通ることから名古屋市への通勤・通学者は多いでしょう。

三重県を代表する津市と四日市市。

今回は津市と四日市市のマンスリーマンションの相場事情を紹介していきたいと思います。

 

津市のマンスリーマンションの相場事情

津市は昔から造船などの産業が盛んで、以前は世界最大級の造船ドックが存在していました。

造船以外には橋の建設、水門の建設などを行っている会社が多いのが特徴です。

有名食品メーカーである、井村屋製菓、おやつカンパニーの本社もあります。

他にも一流企業の本社も多いため、出張や研修、単身赴任で津市を訪れるビジネスマンは多いでしょう。

おやつカンパニーのロングセラー商品が「ベビースターラーメン」です。

そのベビースターラーメンのテーマパークが津市に誕生しました。

「遊べる」「学べる」「創れる」がコンセプトの工場一体型体験施設で、オリジナルベビースターラーメン作りや、国内最大級の屋内型アスレチックなどがあるため、子連れの観光客が後を絶ちません。

他にも津市にはさまざまな観光名所があります。

伊勢湾で最大級のマリーナであるマリーナ河芸は、夏は海水浴・潮干狩り・魚釣りなど海辺のレジャーには最適です。

シャクナゲを中心に約1,000品種、1万本以上の花木を楽しめる里山「レッドヒル ヒーサーの森」、高田本山専修寺をはじめとする寺社寺院も多数あります。

津市の玄関口となっているのが津駅です。

津駅は東海旅客鉄道(JR東海)・近畿日本鉄道(近鉄)・伊勢鉄道の駅で、津市の中心となっています。

駅周辺には商業施設やスーパー、飲食店などが多数あるとともに、観光客向けにホテルやマンスリーマンション、ウィークリーマンションも多数建っています。

津市には他にも伊勢奥津駅、久居駅、津新町駅、高茶屋駅、江戸橋駅、榊原温泉口駅、南が丘駅、千里駅など数多くの駅があります。

それぞれ駅周辺の雰囲気は違いますが、やはり利用者が一番多いのが津駅ではないでしょうか。

有名企業の本社が多い、この津市のマンスリーマンションの利用者の多くはビジネスマンです。

出張や単身赴任、研修と中長期の滞在に津駅周辺のマンスリーマンションが選ばれています。

マンスリーマンションには既に家具や家電など生活に必要な設備が備わっていることから、ビジネスマンに高い人気を誇っています。

 

また、初期費用が安く済むので、1年以内の滞在にもおすすめです。

津市の駅周辺の一般的な賃貸物件の家賃相場は1Rで4万円~4.3万円、1LDKで6万円~6.5万円、2LDKで6万円~7万円程度が相場となっています。

では駅周辺のマンスリーマンションの相場はどうでしょうか。

管理会社や築年数、駅までの距離、設備によって賃料に違いはありますが、1R~1DKで6万円~8万円程度が相場です。

マンスリーマンションは家具や家電が備わっていることや、利便性の良い立地に建っていることが多いため、一般的な賃貸物件よりも家賃は少々高めに設定されています。

 

四日市市のマンスリーマンションの相場事情

三重県北部の中心都市として栄えているのが四日市市です。

県庁所在地である津市の人口を大幅に上回る三重県最大の都市です。

昭和に入った頃から工業の色が濃くなっていき、1960年には日本で初めての石油化学コンビナートが稼働しました。

四日市市と聞いて一番に思い出すのは「四日市ぜんそく」ではないでしょうか。

四日市市の工業化が進むにつれて汚染に悩まされ、その結果日本の四大公害病として知られている四日市ぜんそくの被害が広がってしまいましたが、現在では健康被害は終息しています。

四日市市には有名企業がたくさんあります。

工業色の強い四日市市にもさまざまな観光スポットがあります。

今話題となっているのが「四日市コンビナート夜景クルーズ」です。

四日市市の工場夜景を満喫できる夜景クルーズは、幻想的な雰囲気を楽しめると人気となっています。

 

また、百人一首に読まれているほどの紅葉の名所である「水沢のもみじ谷の紅葉」は、シーズンになると多くの観光客で賑わっています。

そんな四日市市の玄関口となっているのが四日市駅です。

東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)関西本線(名古屋地区)の駅で、四日市市を代表する駅です。

この四日市駅から約1km離れたところに近鉄四日市駅があります。

四日市駅周辺にはホテルや商業施設、銀行、そしてマンスリーマンションやウィークリーマンションなどが建っています。

四日市駅、近鉄四日市駅周辺にはマンスリーマンションが多く、工業地帯に出張や単身赴任で来られた方々が多く利用しています。

そんな四日市市の一般的な賃貸物件の家賃相場は1R~1DKで5万円、1LDKで6~6.5万円、2LDKで6.4~7万円程度となっています。

では駅周辺のマンスリーマンションの相場はどうでしょうか。

駅まで徒歩圏内の1R~1DKで9万円~12万円程度が相場となっています。

 

三重県には津市や四日市市以外にも多くの地域があります。

それぞれ特徴があることから、津市や四日市市以外のマンスリーマンションへの入居希望も増えています。

利便性の良いエリアの物件が良いのか、少し静かな環境にある物件が良いか、どのような環境で暮らしたいかを考えてマンスリーマンションを選ぶようにしましょう。

 

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