【安心】マンスリーマンションの治安問題「熊本編」

九州地方のほぼ真ん中に位置するのが熊本県です。

県の約6割が森林となっていることや、世界最大級のカルデラを持つ阿蘇山があることで知られています。

九州の伝統的な文化を継承しながらも、経済の中心地として独自の発展を遂げてきた県で、街のいたるところに史跡があり、豊かな文化が香る地域です。

熊本県の県庁所在地・熊本市は政令指定都市に指定されており、九州を拠点とする企業の本社があったり、全国展開している会社の支社があったりします。

観光だけでなくビジネスで訪れる方も多いため、熊本市内には多数のマンスリーマンションが存在しています。

ある程度まとまった期間を熊本市内で過ごすのならば、ホテルよりもマンスリーマンションの方が滞在費用を抑えることができるでしょう。

また、マンスリーマンションは通常の賃貸と違って事前に契約や鍵の受け渡しを済ませるため、現地に着いてすぐに目的に取り掛かれる身軽さも魅力と言えそうです。

そんなマンスリーマンションでは、例え一時的な滞在場所であっても、できるだけ安心して暮らしたいと考える方は多くいます。

今回は熊本県熊本市内でもマンスリーマンションが多いエリアの治安についてお話していきましょう。

 

熊本県全体は日本の平均的な治安より良いと言える

はじめに熊本県全体の犯罪率から見ていきます。

日本全体の犯罪率が0.9%に対し、熊本県全体は0.62%と低くなっており、治安が良いと言えそうです。

熊本県の中で犯罪率が1位になっている上益城郡嘉島町であっても1.58%と、他の県の1位よりも低くなっています。

なお、マンスリーマンションが多く建つ熊本市内は、県内3位の犯罪率です。

ただ、区別の細かな犯罪率は公表されていません。

そこで、人口と犯罪の発生件数(平成30年12月末現在・熊本県警察HPより)を基に治安を見ていきましょう。

 

賑やかな市の中心地!熊本県熊本市中央区の治安は?

熊本市内の中心地で、県庁と市役所もあるのが中央区です。

その名の通り、県の中心的なエリアになっています。

交通の便が非常に優れており、電車だけでなくバス路線や国道などが整備されているため、県内のさまざまな場所に移動する予定がある方におすすめめしたい地域です。

需要の高いエリアであるため、マンスリーマンションの数も熊本市内でトップになっています。

そんな熊本市中央区の人口は18万6,788人(令和2年4月1日現在・熊本市HPより)で、犯罪発生認知総数は813件になっています。

市内の中ではトップの数になっていますが、人口の多さが原因ですので、仕方のないこととも言えるでしょう。

治安の悪さを感じる場面は少ないですが、繁華街の近くは騒がしさを感じる可能性が高まります。

気になる方は、中央区の中でも住宅街寄りのマンスリーマンションを選んだ方が安心かもしれません。

 

子育て世代に人気の熊本県熊本市北区の治安は?

熊本市北区は子育て支援に力を入れており、若い家族に人気のある地域です。

そのため、他の地域よりもファミリータイプのマンスリーマンションが多くなっています。

家賃も控えめなこともあり、家族はもちろん、広い部屋を安く使いたい単身の方にも人気のエリアです。

熊本市内でも大小さまざまな趣向を凝らした公園の数があるので、余暇はのんびりお散歩と言った過ごし方ができそうです。

熊本市北区の人口は14万247人(令和2年4月1日現在・熊本市HPより)で、犯罪発生認知総数は177件と低くなっています。

静かな住宅地が多いため、安心して暮らせる地域と言えそうです。

 

港と駅がある熊本県熊本市西区の治安は?

熊本県内の主要駅である熊本駅、そして海の玄関である熊本港があるのが熊本市西区です。

近年再開発が進んでいる地域でもあり、きれいな街並みが人気です。

おしゃれなカフェや飲食店もあり、若者を中心に賑わいを見せています。

マンスリーマンションの傾向として、他の地域よりも単身者向けの物件の割合が高いのが特徴です。

駅前にはドラッグストアやスーパーもあり、仕事帰りでも買い物ができる環境です。

図書館など公共施設も新しく建てられており、余暇も大いに楽しめるでしょう。

そんな熊本市西区の人口は9万613人(令和2年4月1日現在・熊本市HPより)です。

犯罪発生認知総数は243件と、人口のわりにはやや件数が多いと感じるかもしれません。

しかし、先述した通り港や駅があり、人の出入りが多い区のため、どうしても件数が増えてしまうのは仕方ありません。

ただ、歩いていて治安の悪さを感じるようなことはなく、安心して暮らせるでしょう。

 

落ち着いた雰囲気の住宅地!熊本県熊本市東区の治安は?

熊本市東区は人口18万9,201人(令和2年4月1日現在・熊本市HPより)と、市内でいちばん人が多い区です。

犯罪発生認知総数は344件となっており、人が多いにも関わらず件数は少なめです。

そのため、熊本市東区は治安の良いエリアと言えるでしょう。

治安の良く交通の便も悪くないことから、区内の中でも住宅が多く、近隣からの転居者も多い地域です。

買い物も大型ショッピングモールから地域密着型のリーズナブルなスーパーまでさまざまな店があり、日々の生活に困ることはないでしょう。

また、熊本市東区には総合病院が2か所もあり、治安だけでなく医療の面でも安心です。

 

まとめ

全体で見ると比較的治安の良い熊本市内であっても、やはり住むエリアによって雰囲気は少々異なります。

深夜営業をしている飲食店が多い繁華街付近は人が集まりやすく、どうしても治安は悪くなりがちです。

しかし、事前にそういったごく限られた地域の治安情報を仕入れるのは難しいかもしれません。

そんなときは、マンスリーマンションの管理会社に問い合わせをしてみましょう。

マンスリーマンションは遠隔地で契約をすることが主であるため、一般的な賃貸物件よりもより細やかな地域情報を提供してくれるケースが多々あります。

また、場所を決めかねているときには、複数のマンスリーマンションを取り扱っている管理会社に直接聞いてみるのも手です。

「〇〇周辺で仕事をする」「夜は静かな場所」「近くに気軽に買い物できるスーパーがあると良い」など、条件を伝えれば、理想に沿ったマンスリーマンションを提案してくれるでしょう。

 

熊本エリアのマンスリーマンション検索はこちらからご確認ください ≫