「不動産一括査定サイトのおすすめランキングが知りたい」
「不動産一括査定サイトはどうやって選べばいいの?」
など、不動産一括査定サイトに関してお悩みの方は多いのではないでしょうか。
結論、不動産一括査定サイトは下記の項目を比較して選びましょう。
運営会社
幅広いエリアに物件広告を打てるので、購入希望者が見つかりやすい
運営実績年数
知名度があり、物件購入希望者からの信頼に繋がる
提携不動産会社数
企業が厳選した不動産会社に査定依頼ができる
同時査定依頼可能数
査定数が多いと的確な物件相場費用が把握できる
本記事では、おすすめの不動産一括査定サイトについて、特徴を比較しランキング形式で紹介します。
また、利用するときのデメリット・注意点まで解説するので、スムーズに査定を依頼できるようになります。
ぜひ参考にしてください。
- 不動産一括査定サイトおすすめランキング
- 不動産一括査定サイトの選び方
- 不動産一括査定サイトを利用する際のデメリットと注意点・対策
不動産一括査定サイトとは複数の不動産会社から売却価格を同時に査定してもらうこと
不動産一括査定とは、複数の不動産会社から売却価格を同時に査定してもらうことです。
おおよその売却価格を把握することや、複数の不動産会社での売却価格を簡単に比較することが可能です。
一つ一つの不動産会社に連絡を取り査定を依頼すると手間がかかるため、より多くの不動産会社に一括で査定を依頼できるのはとても便利なサービスといえます。
また、査定は無料でできるため、まずはいくらで物件が売れるのか査定から始めてみたいという方にもおすすめです。
【2023年】不動産一括査定サイトおすすめランキング15選!サイトの特徴や提携社数を比較紹介
不動産一括査定でおすすめのサイトを15選紹介します。
今回は以下の項目でサービスを比較しました。
- 査定同時依頼数
- 提携不動産会社数
- おすすめポイント
- 運営会社
- 運営開始年月
- 対象エリア
- 対応物件
ランキング形式にしてご紹介しますので、参考としてください。
なお、ご紹介する不動産一括査定サイトの概要は、次の表のとおりです。
一括査定サイト名 | すまいValue | HOME4U | おうちクラベル | SUUMO | リビンマッチ | いえカツLIFE | スマイティ | LIFULL HOME’S | イエウール | アットホーム | 不動産売却の窓口 | すまいステップ | IESHIL | オウチーノ | イエイ |
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査定同時依頼数 | 6 | 6 | 最大15社 | 10(地域によって変動あり) | 6 | 6 | 6 | 10 | 6 | 20 | 非公開 | 4 | 4 | 上限なし | 6 |
提携不動産会社数 | 6 | 2,100以上 | 1,400以上 | 2,000以上 | 1,700以上 | 500以上 | 2,100以上 | 3,800以上 | 2,000以上 | 2,400以上 | 900以上 | 1,000以上 | – | 1,500以上 | 1,700以上 |
おすすめポイント | 運営会社が大手不動産会社6社で構成されている | プライバシーマーク認定を受けている | 不動産会社の査定とともにAI査定もおこなえる | 提携不動産会社数が多い | 査定可能な不動産種別が多い | 複数の査定方法が選択できる | 査定だけでなく住宅ローンの比較ができる | 匿名で査定の依頼ができる | 地域密着企業から大手企業まで査定の依頼ができる | アットホームは初心者向けコラムが充実している | 媒介契約成立時に祝い金をもらえる | 厳選された不動産会社と提携している | 専用アドバイザーに相談できる | 同時査定できる会社数に制限がない | イエローカード制度がある |
運営会社 | 小田急不動産株式会社 住友不動産販売株式会 東急リバブル株式会社 野村不動産ソリューションズ株式会社 三井不動産リアルティ株式会社 三菱地所ハウスネット株式会社 | 株式会社NTTデータスマートソーシング | SREホールディングス株式会社 | 株式会社リクルート | リビン・テクノロジーズ株式会社 | 株式会社サムライ・アドウェイズ | 株式会社カカクコム | 株式会社LIFULL | 株式会社speee | アットホーム株式会社 | リビン・テクノロジーズ株式会社 | 株式会社speee | 株式会社リブセンス | 株式会社オウチーノ | セカイエ株式会社 |
運営開始年月 | 2016年10月 | 2001年11月 | 2015年11月 | 2009年8月 | 2006年12月 | 2012年 | 2008年8月 | 2004年 | 2014年 | 不明 | 2017年6月 | 2020年4月 | 2015年8月 | 2015年8月 | 2008年4月 |
対象エリア | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 | 全国 | 全国 |
対応物件 | マンション・一戸建て・土地・一棟マンション・一棟ビル・アパート など | マンション・一戸建て・土地・一棟ビル・店舗・事務所・倉庫 など | マンション・一戸建て・土地・一棟マンション・一棟アパート など | マンション・一戸建て・土地 など | マンション・一戸建て・土地 など | マンション・一戸建て・土地・一棟マンション・一棟アパート・借地権・底地・再建築不可物件 | マンション・一戸建て・土地 など | マンション・一戸建て・土地・一棟マンション・倉庫・工場 など | マンション・一戸建て・土地・一棟マンション・一棟アパート・一棟ビル・工場・倉庫・店舗・農地 など | マンション・一戸建て・土地・一棟マンション・一棟アパート など | ・マンション・一戸建て・土地・一棟マンション・一棟アパート・一棟ビル・店舗・工場・倉庫・農地 など | マンション・一戸建て・土地・一棟マンション・一棟アパート・一棟ビル・工場・倉庫・店舗・農地 など | マンション | マンション・一戸建て・土地・一棟マンション・一棟アパート・一棟ビル・店舗・工場・倉庫 など | マンション・一戸建て・土地・一棟マンション・一棟アパート・一棟ビル・工場・倉庫・店舗・農地 など |
それぞれのおすすめポイントを詳しく解説していくので、参考にしてください。
すまいValueは不動産会社大手で構成されている
- 運営会社が大手不動産会社6社で構成されている
- 2022年の運営会社の合計成約件数は11万件以上
- 三井のリハウスや住友不動産販売、東急リバブルが登録している
査定同時依頼数 | 6 |
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提携不動産会社数 | 6 |
運営会社 | 小田急不動産株式会社 住友不動産販売株式会社 東急リバブル株式会社 野村不動産ソリューションズ株式会社 三井不動産リアルティ株式会社 三菱地所ハウスネット株式会社 |
運営開始年月 | 2016年10月 |
対象エリア | 全国 |
対応物件 | マンション・一戸建て・土地・一棟マンション・一棟ビル・アパート など |
すまいValueの特徴は、財閥系と鉄道系の大手不動産会社のみで構成されていることです。
運営している会社は大手の不動産6社で、2022年の成約件数の合計は11万件を超えます。
さらに運営開始からの査定依頼件数は77万件を超えており、資金力がある故に幅広いエリアに向けて物件広告を打てている証です。
大手不動産会社ならではの充実したサポートが受けられるため、大きな会社で安心して不動産売却を任せたいという人にぴったりです。
なお、三井のリハウスや住友不動産販売、東急リバブルから査定を受けたい人は、すまいValueを選択することがおすすめです。
HOME4Uはプライバシー保護に力を入れている不動産一括査定サービス
- プライバシーマーク認定を受けている
- 20年以上の運営実績あり
- NTTグループの会社が運営している
査定同時依頼数 | 6 |
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提携不動産会社数 | 2,100以上 |
運営会社 | 株式会社NTTデータスマートソーシング |
運営開始年月 | 2001年11月 |
対象エリア | 全国 |
対象物件 | マンション・一戸建て・土地・一棟ビル・店舗・事務所・倉庫 など |
HOME4Uは20年以上の運営実績を持つ不動産一括査定サイトです。
長年の運営実績があることから、長期にわたって利用され続けていることが分かります。
また、HOME4Uは個人情報の保護に力を入れており、不動産一括査定サイトでは珍しい「プライバシーマーク」を獲得しています。
プライバシーマークとは、個人情報を適正に扱える企業に送られる称号です。
運営している企業は公官庁や大企業などのデータを扱うNTTデータスマートソーシングであり、プライバシー保護は得意分野ともいえます。
不動産の売却情報は重要な個人情報であるため、プライバシーを守りつつ売却したいという人にぴったりの一括査定サイトです。
SUUMOは提携不動産会社の多さが特徴的な一括査定サービス
- 提携不動産会社数が多い
- 大手不動産会社が多く登録している
- SUUMOに売却情報を掲載してくれる
査定同時依頼数 | 10(地域によって変動あり) |
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提携不動産会社数 | 2,000以上 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
運営開始年月 | 2009年8月 |
対応エリア | 全国 |
対応物件 | マンション・一戸建て・土地 など |
SUUMOの提携不動産会社は多く、次のような大手不動産も登録しています。
- 野村不動産グループ
- センチュリー21(一部の店舗のみ)
- 三井住友トラスト不動産
- 三菱UFJ不動産販売
- みずほ不動産販売
- オープンハウス
都心部に強い大手不動産会社が多いため、市街地での不動産一括査定はSUUMOがおすすめです。
また、SUUMOでは正当な不動産に同時に10社査定を依頼することが可能です。
提携不動産会社数も約2,800社と、他企業よりも数多くから厳選された不動産に依頼することができます。
SUUMOで一括査定をすると、不動産の売却情報を掲載してくれます。
売却情報を多くの不動産購入希望者に見てもらえれば、それだけ売却が早く終わる可能性も高まります。
おうちクラベルはAI査定もおこなえる
- 不動産会社の査定とともにAI査定もおこなえる
- 運営会社のSREホールディングスは東証プライム上場企業である
- SRE不動産の片手仲介を利用できる
査定同時依頼数 | 最大15社 |
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提携不動産会社数 | 1,400以上 |
運営会社 | SREホールディングス株式会社 |
運営開始年月 | 2015年11月 |
対象エリア | 全国 |
対象物件 | マンション・一戸建て・土地・一棟マンション・一棟アパート など |
おうちクラベルでは、不動産会社とともにAIの査定も受けられます。
不動産会社とAIの査定を比べることで、査定額を客観的に比較することが可能です。
また、SREホールディングスは東証プライム上場企業であり、関連会社に不動産会社も存在します。
関連会社であるSRE不動産は片手仲介を専門としており、売主の味方として売却活動をおこなってくれます。
両手仲介を狙う会社だと売り手と買い手との落としどころを探すような交渉をしますが、片手仲介ならそのような可能性が低いため、初めての方にもおすすめといえます。
リビンマッチは査定できる不動産の種別が多い
- 査定可能な不動産種別が多い
- 買取の査定もおこなえる
- 地域密着型の不動産会社と多く提携している
同時査定依頼数 | 6 |
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提携不動産会社数 | 1,700以上 |
運営会社 | リビン・テクノロジーズ株式会社 |
運営開始年月 | 2006年12月 |
対象エリア | 全国 |
対象物件 | マンション・一戸建て・土地・一棟マンション・一棟アパート・投資マンション・一棟ビル・店舗・工場・倉庫・農地 など |
リビンマッチは、査定できる不動産の種別が多い不動産一括査定サイトです。
提携している不動産会社の多くが地域密着型の企業であり、大手不動産会社と違ってどのような不動産も扱うからです。
そのため、工場や農地などの不動産にも対応できます。
また、リビンマッチでは通常の売却の査定だけではなく、買取の査定も同時に受けられます。
工場や農地など売りにくい不動産を査定するのであれば、通常の金額と買取金額を両方知っておくのもよいでしょう。
いえカツLIFEは複数の査定方法が選択できる
- 複数の査定方法が選択できる
- 通常取り扱わないような不動産にも対応している
同時査定依頼数 | 6 |
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提携不動産会社数 | 500以上 |
運営会社 | 株式会社サムライ・アドウェイズ |
運営開始年月 | 2012年 |
対象エリア | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
対象物件 | マンション・一戸建て・土地・一棟マンション・一棟アパート・借地権・底地・再建築不可物件 |
いえカツLIFEは、次のような複数の査定を同時に受けられます。
- 仲介としての査定
- 買取としての査定
- リースバックをしたときの査定
このように査定申込者の状況に応じた査定が受けられます。
また、いえカツLIFEは借地権や底地、再建築不可物件など、通常では取り扱わない物件も査定が可能です。
査定を依頼したい物件が特殊な場合、いえカツLIFEの一括査定を利用してみるのがよいでしょう。
スマイティは住宅ローンの比較もできる
- 査定だけでなく住宅ローンの比較ができる
- ハウスクリーニング業者の比較もできる
同時査定依頼数 | 6 |
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提携不動産会社数 | 2,100以上 |
運営会社 | 株式会社カカクコム |
運営開始年月 | 2008年8月 |
対象エリア | 全国 |
対象物件 | マンション・一戸建て・土地 など |
スマイティでは不動産一括査定だけではなく、住宅ローンやハウスクリーニングの比較もできます。
住み替えをするときには住宅ローンを検討しなければいけませんし、室内が汚れた不動産を売却するときにはハウスクリーニングの実施を検討しなければいけません。
住宅ローンやハウスクリーニングを別のサイトで比較することなく、スマイティだけで悩みが解決してしまいます。
スマイティでは購入物件も探せるため、住み替えを考えている人にとくにおすすめです。
LIFULL HOME’Sは匿名で不動産査定ができる
- 匿名で査定の依頼ができる
- 提携会社数が3,000社以上とかなり多い
査定同時依頼数 | 10 |
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提携不動産会社数 | 3,800以上 |
運営会社 | 株式会社LIFULL |
運営開始年月 | 2004年 |
対象エリア | 全国 |
対象物件 | マンション・一戸建て・土地・一棟マンション・倉庫・工場 など |
LIFULL HOME’Sの特徴として、匿名での査定を利用できることが挙げられます。
まだ不動産を売却するか決定していないが、相続や離婚などで資産価値を知りたいなどに対応が可能です。
また、LIFULL HOME’Sの提携会社数は3,000社以上にも上ります。
そのため、自分にあった不動産会社を探しやすく、不動産の売却をスムーズに勧められやすくなります。
イエウールは地域密着の会社まで幅広く選択可能な不動産一括査定を行っている
- 地域密着企業から大手企業まで査定の依頼ができる
- 不動産会社に幅があるAIチャットをしながら査定依頼ができわかりやすい
同時査定依頼数 | 6 |
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提携不動産会社数 | 2,000以上 |
運営会社 | 株式会社speee |
運営開始年月 | 2014年 |
対象エリア | 全国 |
対象物件 | マンション・一戸建て・土地・一棟マンション・一棟アパート・一棟ビル・工場・倉庫・店舗・農地 など |
イエウールには提携不動産会社が地域密着型から大手まで幅広く登録されています。
たとえば、大手不動産会社であれば、次のような企業と提携しています。
- 大成有楽不動産販売
- 住友林業ホームサービス
- スターツグループ
- 長谷工リアルエステート
- 京急不動産
不動産会社の中には、イエウールとしか提携していない企業もあります。
また、イエウールの一括査定はAIチャットを利用したもので、LINE感覚で入力が進められるため、申込時の入力に不安がある人におすすめです。
アットホームはコラムが充実している
- アットホームは初心者向けコラムが充実している
- 同時に査定できる会社数が20社と多い
同時査定依頼数 | 20 |
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提携不動産会社数 | 2,400以上 |
運営会社 | アットホーム株式会社 |
運営開始年月 | 不明 |
対象エリア | 全国 |
対象物件 | マンション・一戸建て・土地・一棟マンション・一棟アパート など |
アットホームは、初心者向けのコラムが充実しているサイトです。
不動産売却にはさまざまな知識が必要であり、知らないことがあると損をしてしまうこともあります。
不動産売却で損をしないためにも、コラムが充実しているサイトを見るのは大切なことです。
また、アットホームでは同時に査定できる不動産会社数が20社と多くの企業に査定を依頼できます。
多くの不動産会社に査定の依頼をしたい人に、アットホームはおすすめです。
不動産売却の窓口には媒介契約祝い金がある
- 媒介契約成立時に祝い金をもらえる
- 運営会社はリビンマッチも運営している会社である
同時査定依頼数 | 非公開 |
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提携不動産会社数 | 900以上 |
運営会社 | リビン・テクノロジーズ株式会社 |
運営開始年月 | 2017年6月 |
対象エリア | 全国 |
対象物件 | ・マンション・一戸建て・土地・一棟マンション・一棟アパート・一棟ビル・店舗・工場・倉庫・農地 など |
不動産売却の窓口では、媒介契約時にお祝い金として3,000円分の商品券がもらえる不動産一括査定サイトです。
お祝い金をもらう条件は、次のとおりです。
- 不動産売却の窓口を経由して不動産会社の査定を受ける
- 1.の会社と媒介契約を締結する
たった2つの項目をクリアするだけで商品券がもらえます。
また、不動産売却の窓口の運営会社はリビンマッチの運営会社と同じであり、不動産一括査定サイトを10年以上おこなっています。
不動産売却の窓口自体はまだ新しい不動産一括査定ですが、すでに実績は十分あるといえるでしょう。
すまいステップは厳選された不動産会社と提携している
- 厳選された不動産会社と提携している
- 条件を満たした人しか担当者になれない
同時査定依頼数 | 4 |
---|---|
提携不動産会社数 | 1,000以上 |
運営会社 | 株式会社speee |
運営開始年月 | 2020年4月 |
対象エリア | 全国 |
対象物件 | マンション・一戸建て・土地・一棟マンション・一棟アパート・一棟ビル・工場・倉庫・店舗・農地 など |
すまいステップの特徴は査定する会社・担当者を厳選しているところです。
提携不動産会社は、1,000社以上とほかの一括査定よりも少なく感じます。
しかし、これは提携不動産会社を厳選している結果です。
また、担当となれるのは、次の条件を満たした人のみです。
- 宅地建物取引士
- 不動産仲介経験5年以上
このように厳選された会社と担当者のみ登録できる不動産一括査定であるため、安心して不動産売却を任せたい人にぴったりです。
IESHILの不動産一括査定では専用アドバイザーに相談できるのがおすすめ
- 専用アドバイザーに相談できる
- マンションに特化しておりマンション名で査定ができる
同時査定依頼数 | 4 |
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提携不動産会社数 | – |
運営会社 | 株式会社リブセンス |
運営開始 | 2015年8月 |
対象エリア | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
対象物件 | マンション |
IESHILはAIによるマンションに特化している一括査定サイトです。
一都三県でしか利用できませんが、マンション名を入力するだけで査定金額が算出されます。
また、IESHILには専門のアドバイザーがおり、不動産の内容を相談できます。
専門のアドバイザーは宅地建物取引士であったり、不動産業勤務歴10年以上だったりする人であるため安心して利用が可能です。
オウチーノは同時に依頼できる会社に制限がない
- 同時査定できる会社数に制限がない
- 市街化調整区域にある不動産も査定できる
同時査定依頼数 | 上限なし |
---|---|
提携不動産会社数 | 1,500以上 |
運営会社 | 株式会社オウチーノ |
運営開始年月 | 2015年8月 |
対象エリア | 全国 |
対象物件 | マンション・一戸建て・土地・一棟マンション・一棟アパート・一棟ビル・店舗・工場・倉庫 など |
オウチーノは同時に査定する不動産会社の数に制限がありません。
多くの不動産会社から一括査定を受けるつもりがある人にとっては手間が省け、使い勝手のよいサイトです。
また、市街化調整区域内の不動産を取り扱っている点も、オウチーノの大きな特徴です。
市街化調整区域とは原則、建物が立てられない地域のことをいいます。
建物が建てられない地域を扱っている一括査定はほとんどないため、市街化調整区域内の不動産の査定を依頼するときはオウチーノを利用するとよいでしょう。
イエイはイエローカード制度がある
- イエローカード制度がある
- 電話・対面での無料相談サービスをおこなっている
同時査定依頼数 | 6 |
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提携不動産会社数 | 1,700以上 |
運営会社 | セカイエ株式会社 |
運営開始年月 | 2008年4月 |
対象エリア | 全国 |
対象物件 | マンション・一戸建て・土地・一棟マンション・一棟アパート・一棟ビル・工場・倉庫・店舗・農地 など |
イエイではイエローカード制度を設けており、提携不動産会社を厳選しています。
イエローカード制度とは、査定申込者からのクレームが多い不動産会社を提携から外すという制度です。
そのため、現在利用できる不動産会社は、一定の接客レベルを保持している企業といえます。
また、イエイでは電話・対面での無料相談サービスをおこなっており、顧客のことを第一に考えているところがうかがえます。
顧客のことを第一に考えている不動産一括査定を利用したい人には、イエイがおすすめです。
不動産一括査定サイトの3つのメリット
不動産一括査定サイトの3つのメリットは、次のとおりです。
- インターネットから簡単に複数の不動産会社へ連絡できる
- 複数社からの査定額や査定根拠の比較が簡単にできる
- 価格の満足度など自分にあった不動産会社が見つけやすい
上記のように不動産一括査定サイトにはメリットが多くあり、簡単に査定を申し込みできます。
ここからは不動産一括査定サイトの3つのメリットについて解説していきます。
インターネットから簡単に複数の不動産会社へ連絡できる
不動産一括査定を利用すると、簡単に複数の不動産会社へ連絡ができます。
不動産会社へ査定を依頼するときには、本来なら1社1社に個別連絡をしなければいけません。
個別連絡するのは手間がかかるうえに、電話するたびに同じことを話さないといけないという負担もかかります。
しかし、不動産一括査定であれば、申込フォームを記載すれば同時に複数の不動産会社に査定依頼ができます。
しかも申込フォームの入力項目はすぐに記載できるものばかりで、簡単に申し込みが可能です。
また、インターネットを利用するため平日の日中に連絡ができない人だとしても、いつでも査定を申し込みできます。
手軽に簡単に複数の不動産会社に査定依頼できるのは、一括査定の大きなメリットです。
査定額や査定根拠の比較が簡単にできる
不動産一括査定を利用すれば多くの査定額や査定根拠が比較でき、不動産相場を把握することができます。
一括査定をおこなう目的は、不動産相場を知ることです。
不動産相場は不動産によって異なるため、査定額を聞き正確な金額を判断します。
査定額が1つの場合は比較対象がないため、なかなか不動産相場を把握できません。
不動産売却がスムーズに進むかどうかは、不動産を相場で売りにだせるかどうかで決まります。
高すぎると売れなくなりますし、低すぎると損をしてしまうため注意しなければいけません。
不動産一括査定は、不動産売却を円滑に進めるための重要なツールといえます。
自分にあった不動産会社が見つけやすい
不動産一括査定を利用すれば、自分にあった不動産会社が見つかりやすくなります。
不動産一括査定の提携不動産会社数は多く、同時に複数企業からの査定を受けられます。
そして、どの不動産会社に査定の依頼をするか決めるときには、企業や担当者の詳しい情報がわかるコンテンツを用意しているサイトがほとんどです。
各会社や担当者の内容が詳しくわかるため、自分にあった企業を探しやすくなります。
マンション売却が得意、一戸建て売却が得意などを詳細情報で確認できます。
もしどの不動産会社に査定を依頼したらよいのかわからない場合は、一括査定を利用し自分にあった企業を探すのがよいでしょう。
不動産一括査定サイトの3つのデメリット
不動産一括査定の3つのデメリットは、次のとおりです。
- 一括査定できるのは登録された不動産会社のみ
- どの不動産会社の査定が正しいかわかりにくい
- 不動産会社から営業電話がかかってくる場合がある
不動産一括査定にはメリットが多くあるものの、デメリットもあることを理解しておきましょう。
ここからは不動産一括査定を利用するデメリットについて解説します。
一括査定できるのは登録された不動産会社のみ
不動産一括査定は、提携不動産会社のみにしか査定を依頼できません。
もし査定を依頼したい不動産会社が提携不動産会社ではない場合、自分で個別に連絡する必要があります。
とくに地元密着で小規模な経営を続けている不動産会社は、提携していないケースも多くあります。
地元密着で営業している不動産会社には中小や大手にはない強みがあるため、査定の依頼できない可能性があるのはデメリットです。
地元密着の不動産会社が登録していない場合は、不動産一括査定の提携不動産会社プラス自分で地元密着の企業に連絡し査定を受けるようにしましょう。
どの不動産会社の査定が正しいかわかりにくい
複数の不動産会社から査定を受けても、どの企業の金額が相場なのかわかりにくいところもあります。
各不動産会社には独自の査定ポイントを持っており、査定額が同じになることはほとんどありません。
そのため、どの会社の査定額が正しいのかなかなか判断できません。
どの査定額が正しいか判断するためには、あらかじめ相場を自分で調べておくとよいでしょう。
インターネットサイトである「レインズマーケットインフォメーション」や「土地総合情報システム」では成約価格を検索できるため、査定する不動産の相場目安がわかります。
また、査定額を提示した不動産会社から査定根拠を聞くのもよいでしょう。
不動産会社は宅地建物取引業法により、査定額を提示するときには査定根拠を示さないといけないとされています。
査定額だけでなく査定根拠を比較することで、正しい相場がわかってきます。
不動産会社から営業電話がかかってくる場合がある
不動産一括査定に申し込むと、不動産会社から確認の電話以外に営業電話がかかってくる場合があります。
不動産を査定するには詳細項目を確認したり、訪問査定の日時を調整しなければいけません。
そのため、確認の電話が不動産会社からかかってくるのは仕方がないことです。
不動産会社からかかってくる電話は、すべてが営業電話ではないということを理解しておきましょう。
- 営業電話はお断りする旨を伝える
- 申し込み時に都合の合う時間を備考に記載
しかし、営業電話ではないにしろ忙しい時間帯にかかってきてしまうと、相当な負担になります。
もし電話をかけてほしくないときには、机上査定でメール対応にしてほしいと不動産一括査定の申し込み時に備考欄に記載しましょう。
訪問査定を依頼するときには必ず電話を取らないといけないため、電話をしてもよい時間帯を備考に記載するとよいでしょう。
不動産一括査定をするときには、不動産会社からの電話がかかってくる時間を自分でコントロールしておくことが大切です。
不動産一括査定サイトのおすすめの選び方
不動産一括査定のおすすめの選び方は、次のとおりです。
- 不動産一括査定の実績で選ぶ
- 査定ができるエリアで選ぶ
- 提携不動産会社の数で選ぶ
不動産一括査定は数多くあるため、どのサイトを利用すればいいのかを判断できるようになっておく必要があります。
自分にあった不動産一括査定サイトを見つけるには、選び方を知っておくことが大切です。
ここからは不動産一括査定のおすすめの選び方について解説します。
不動産一括査定の実績で選ぶ
どの不動産一括査定サイトを利用するかは、実績で選ぶのもよいでしょう。
長年、運営されてきた不動産一括査定サイトは、年数をかけて査定申込者が利用しやすいように改善し続けています。
以下は当記事で紹介している不動産一括査定サイトを比較した実績年数ランキングです。
実績年数が長い不動産一括査定サイトは22年以上の運営実績があるHOME4Uとなっています。
また、運営している期間は短くても、年間の査定依頼件数の実績が多い不動産一括査定サイトも実績がある企業といえるでしょう。
東京商工リサーチが実施した「不動産の一括査定サイトに関するランキング調査」によると、2022年にイエウールを利用した査定依頼者は25,000人を超えています。
実績のある不動産一括査定サイトは、相応の知名度があるので物件を探すユーザー目にも届きやすくおすすめです。
提携不動産会社の数で選ぶ
提携不動産会社の数で不動産一括査定を選ぶのもよいでしょう。
提携数が多いほど対応してくれる不動産会社が増えるため、自分にあった企業に出会う確率が高くなります。
以下は当記事で紹介している不動産一括査定サイトを比較した提携不動産会社の数ランキングです。
また、不動産一括査定には、提携している不動産会社の詳細内容を掲載しているサイトが多くあります。
たとえば、不動産会社の写真や特徴、担当者の写真や一言です。
提携不動産会社の数が多いと上記のような情報も多く見ることができるので、自分に合った不動産会社を見つけやすいです。
自分にあった不動産会社を慎重に選びたい方は提携数が多く、詳細な情報を掲載している不動産一括査定を利用するとよいでしょう。
査定ができるエリアで選ぶ
不動産一括査定サイトは査定対応エリアを確認して選びましょう。
不動産一括査定サイトの提携不動産会社の数はそれぞれ違うため、対応できるエリアに違いが出ます。
査定を検討している不動産が対応エリア内にあるのか、確認しておくことが大切です。
あらかじめ対応エリアを調べておかないと、いざ不動産一括査定サイトを利用しようとしたときに査定できないということが起きてしまいます。
不動産一括査定サイトが利用できない場合は、地元の不動産会社に1件1件連絡していく手間と時間が発生します。
手間を掛けることなく査定してほしい人は、事前に査定希望の不動産が対応エリアに入っているか確認しておきましょう。
不動産一括査定サイトを選ぶときの注意点
不動産一括査定を選ぶときの注意点は、次のとおりです。
- 査定には2種類の方法がある
- 査定額イコール成約価格ではない
- 顧客を獲得する目的で高値査定をする不動産会社がいる
不動産一括査定を選ぶ前には、注意点を理解しておかなければいけません。
注意点を知っているかどうかで、不動産一括査定をより有効的に活用できます。
ここからは、不動産一括査定を選ぶときの注意点について解説します。
査定には2種類の方法がある
不動産一括査定サイトを利用する前には、査定には2種類の算定方法があることを理解しておく必要があります。
2種類の査定方法とは、机上査定(簡易査定)と訪問査定です。
机上査定と訪問査定には、次の表のような違いがあります。
机上査定(簡易査定) | 訪問査定 | |
査定時に確認する事項 | 書類 | 書類査定する不動産の現地 |
査定速度 | 早い | 遅い |
査定訪問 | なし | あり |
査定精度 | 低い | 高い |
不動産一括査定サイトによっては机上査定、訪問査定ともに利用できます。
そのため、どちらの査定方法を利用するか決めておかなければいけません。
将来のために資産価値を知りたいときには机上査定、実際に不動産を売却するのであれば訪問査定を選択するとよいでしょう。
査定額イコール成約価格ではない
査定額は成約価格とイコールではないことに注意しなければいけません。
査定額は売却金額を決めるための基準であり、成約価格は不動産を売却できた価格です。
査定額は不動産相場を示す数字で、売り出し価格を決める基になる価格です。
査定額で売り出す必要はないため、査定額と売り出し価格は違う数字になるケースがあります。
そして、売り出し価格で買い手を探し、金額交渉を経て成約価格が決まります。
そのため、査定額は売り出し価格でもなく、成約価格でもありません。
査定額を基に売り出し価格を決めるときには、成約価格がいくらくらいになりそうか想定して決めるとよいでしょう。
顧客を獲得する目的で高値査定をする不動産会社がいる
不動産一括査定を利用するときは、高値査定をする不動産会社に注意しなければいけません。
査定は本来、正確な不動産相場を知るためにおこないますが、顧客獲得の目的でわざと高値査定をしてくる不動産会社があります。
査定依頼者は高値査定をされると高く売れると勘違いしてしまい、売却を依頼してしまうでしょう。
しかし、相場よりも高値で査定されても、最終成約価格は物件を見つけた顧客との交渉で決定されます。
売却価格が高いとそもそも購入希望者が表れず、売却期間が長期化し、結果的に成約価格が希望額よりも大幅に下がる恐れがあります。
そのため、複数の不動産会社からの査定を受ければ高値査定かどうか判断できるため、多くの企業に査定してもらうことをおすすめします。
不動産一括査定サイトに関してよくある質問
不動産一括査定に関してよくある質問は、次のとおりです。
- 不動産一括査定サイトとは何ですか?
- 不動産一括査定は匿名でお願いできますか?
- 不動産一括査定が無料なのはなぜですか?
- しつこい営業電話はかかってきますか?
不動産一括査定の利用を検討している人は多く、さまざまな疑問や質問をもたれています。
ここからは、不動産一括査定に関してよくある質問について解説します。
不動産一括査定サイトは特徴を理解し自分にあったサイトを探そう
不動産一括査定は、複数の不動産会社へ同時に査定を申し込めるサービスです。
不動産一括査定には多くのサイトがあり、それぞれに特徴があります。
たとえば、マンションを専門で取り扱っている、大手不動産会社だけで運営されているなどです。
不動産一括査定は数多くあるため、どのサイトを利用しようか判断に迷うかもしれません。
しかし、それぞれの特徴を把握すれば、どのサイトを利用したらよいのかの判断が可能です。
不動産一括査定の特徴を比較し、自分にあったサイトを見つけることが大切です。
自分にあったサイトが見つかれば信頼できる不動産会社に出会え、スムーズに不動産売却ができることでしょう。