マンスリーマンションの初期費用はどのくらい?内訳は?

賃貸マンションと比べると、初期費用が安い印象のマンスリーマンションですが、実際の支払いに関してはどのぐらいの予算を準備すれば良いのでしょうか。

今回はマンスリーマンションの利用を考えている方が気にすることの多い、入居開始後に必要な初期費用について詳しくご紹介していきます。

 

マンスリーマンションの初期費用は賃料だけじゃない

マンスリーマンションに入居するためには、賃料以外にも様々な費用が必要です。

代表的な費用としての内訳を確認していきましょう。

 

マンスリーマンション利用初心者がよくする間違いについても記載しているので、マンスリーマンションの利用が不慣れな方は、一読しておきましょう。

 

光熱費

マンスリーマンションの場合は、電気・ガス・水道を一括して光熱費という形で支払いが発生することがほとんどです。

1日あたり1000円以下ということもあり、賃貸物件で支払うよりも安いと感じる方もいるかもしれません。

しかし、ここで注意したいのが、「使いすぎた光熱費に関しては別途請求がくる可能性がある」ということです。

 

初めてのマンスリーマンションへの入居で、「うっかり電気を消し忘れた」、「水道の蛇口を開けたままにしていた」というようなミスが発生してしまった時は、高額な追加費用を支払わなければいけないかもしれません。

日常生活で過ごす以外に余計な光熱費が発生しないように気をつけましょう。

 

清掃費

マンスリーマンションでは、退去後に専門的なクリーニングを行うことがほとんどです。

その支払いに関しては、主に契約時に行うことが多く、清掃費に関しても初期費用に含まれます。

ただし、退去後にクリーニングがあるからといって、入居中に家具家電などの設備を故意に破損や汚染をした場合には、さらに追加で清掃費を請求されることがあります。

清掃費を既に支払っているからといって、滞在する物件に対してどのようなことをしても良いという意味ではありません。

初めてマンスリーマンションで暮らす時には、節度を保った生活を心がけるようにしましょう。

 

管理費

賃貸マンションでは共益費としての役割がある費用です。

通常は、エレベーターやエントランスホールなどの清掃や修繕などの目的で利用されています。

管理人が不在の物件や、賃料などにすでに管理費が含まれている場合には、別途管理費が請求されることはほとんどないでしょう。

そのような時でも、公共の場所をわざと汚すなどの迷惑行為が見られた時には、即日退居や違約金などが請求される可能性があるため迷惑行為には十分配慮しましょう。

 

通信費

インターネットを使うための通信費は、光熱費などと同様に、主に1日あたりの料金で計算されています。

新築や築浅物件においては、Wi-Fi設備が無料で使用できる物件もあるため、インターネットをよく使う方は、そのような物件を探すと良いでしょう。

ただし、昔ながらの物件ではWi-Fi設備が完備されておらず、オプション料金などで別途支払いが必要なこともあります。

さらに通信速度にこだわりがある方の場合は、無料設備に満足できない可能性もあります。

 

ご自身でプロバイダーを契約した方が安くなることもありますが、入居後すぐにインターネットを開始したい時には、物件がどこまでインターネット設備に対応しているかを確認しておくようにしましょう。

また、追加費用を支払うことでポケットWi-Fiなどを利用できることもあるため、必要時には利用を検討してみましょう。

 

敷金や礼金

一般賃貸マンションでは、入居時に敷金や礼金などのまとまった金額を納める必要がありますが、マンスリーマンションではこれらの費用に関しては一切不要です。

年単位の入居が前提の一般賃貸物件では、支払い能力の有無について審査を行う他にも、万が一支払えなくなった時の担保として敷金や礼金が必要です。

しかし、マンスリーマンションの場合は、数週間から数ヵ月単位で入居する点や、前払いが原則であることから、敷金や礼金は不要となっています。

敷金や礼金を求めてくる物件は限りなくゼロに近いのですが、もし請求された時には、なぜ必要であるかを確認した方が良いでしょう。

 

マンスリーマンションを快適に過ごすための費用とは

初期費用としては必須ではありませんが、さらにマンスリーマンションで快適に過ごすために支払う可能性がある費用についてもまとめてみました。

 

オプション料金

レンタル品やリース品などを利用する時に、追加で支払う料金のことです。

基本的な家具家電が備わっているマンスリーマンションですが、入居者の好みに合わせて利用したいものがある時には、必要となる費用です。

基本的には1日あたり数十円~数百円程度の支払いですが、最大で1年間の入居が可能なマンスリーマンションでは、何も考えずに好きなだけオプション品を追加してしまうと、想像していたよりも高額な費用になることもあります。

 

オプションの申し込みやキャンセルに関しては管理会社によっても異なりますが、基本的には連絡をしたらすぐに対応してもらえることがほとんどです。

使用しているものが不要になった時には、早めに連絡をすることで余計な追加費用を支払わずに済むでしょう。

退去後に使用する予定がまったくないものや、捨てるのに別途高額費用がかかるもの、手続きが面倒で時間がかかるものなど、入居者が購入を考えた時に何らかの問題が発生する物品に限って利用をすれば、リーズナブルに快適な生活を手に入れられるかもしれません。

 

鍵の追加料金

基本的には、入居時に受け取れる鍵は一組です。

もし複数名が同じ物件に入居するような場合には、追加料金を支払うことで合鍵が利用できることがあります。

ホテルのように帰宅時間に門限がないマンスリーマンションですが、一組の鍵を複数名で管理するのは紛失リスクも発生するためにあまりおすすめできません。

費用に余裕がある時には、追加料金で一人一組の鍵を持つようにした方が安心でしょう。

 

まとめ

マンスリーマンションの初期費用は、賃貸マンションと比べると安くなることが多いのですが、注意事項を守らない時には、かえって高額な費用が必要となることがあるため注意しましょう。

快適に生活するためには、追加費用を支払った方が良い時もあります。

入居者の予算や都合に合わせて選ぶと快適な生活を過ごせるでしょう。

 

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